知って得する!カーポート設置費用の相場と各特徴!
こんにちは!株式会社庭工房です。
弊社は、三重県津市を中心に、エクステリア・外構工事などを承っています。
台風が多くなる9月が迫ってまいりましたね。
快適な生活と車の安全を守るためにも、カーポート設置のご依頼が増える時期となりました。
そこで今回は、「カーポート設置にかかる費用や各特徴」をテーマに、カーポートに関する豆知識をお話しします。
1.カーポート設置の総費用の相場
カーポートを設置する際にかかる総費用の相場は約15~40万円です。
総費用の内訳は「本体価格」と「施工費用」の2種類で、それぞれの費用相場は下記の通りです。
・カーポートの本体価格の相場(1台用):約10~30万円
・施工費用の相場:約5~10万円
カーポートの大きさやデザインによって合計金額は変動しますが、車の保護だけのためにカーポートを設置する場合は上記の合計金額が予算の目安となります。
2.カーポートの本体価格と施工費用の相場
さて、ここからはカーポートの「本体価格の相場」と「施工費用の相場」で分けて、より詳細にご紹介してまいります。
2-1.カーポートの本体価格の相場
カーポートの本体価格は「収容台数」と「デザイン性・機能性」で変わります。
それぞれの費用相場を実際の製品情報を交えてご紹介いたします。
【収容台数ごとの費用相場】
台数 | 本体価格の相場 |
---|---|
1台用 | 10万円~ |
2台用 | 20万円~ |
3台用 | 40万円~ |
【デザイン性・機能性ごとの費用相場】
カーポートはデザイン性や機能性が高いほど、本体価格が高くなる傾向があります。
主な形・機能別に本体価格の相場と特徴を表にまとめました。お住まいに最適なカーポート探しの参考にしてみてください。
タイプ | 特徴 | 本体価格の相場(1台用) |
①片側支持タイプ ②後方支持タイプ |
屋根を支える柱が一辺にのみ設置されているタイプ。限られたスペースに設置する場合におすすめです。 | 約15~40万円程度 |
③両側支持タイプ | 屋根を支える柱が二辺に設置されているタイプ。柱の本数が多い分、強度が高まります。積雪や風の強い地域でよく選ばれています。 | 約20万円〜 |
④積雪対応タイプ | カーポートが積雪の荷重によって破損するのを防ぐために強度を高めたタイプ。両側支持タイプのものが多く「柱の本数が多い」「梁が太い」「屋根に強度の高いスチール折板を採用している」などの特徴があります。 | 約30万円〜 |
⑤デザイン性・機能性の高いタイプ | デザインが洗練されたものや、カーポート以外の役割を果たすものがあり、汎用のものに比べて価格が高くなる傾向があります。 | 約40万円〜 |
①片側支持タイプ
メリット:車1台用がほとんどなので比較的安価で、工事費もリーズナブルに。短い工事期間で設置可能です。
デメリット:両側支持に比べると柱の数が少ないので圧迫感は少ないですが、耐久性が低く安定しません。
②後方支持タイプ
メリット:横に柱がないので駐車や車の出し入れ、乗り降りがしやすいです。
デメリット:基礎工事で穴をかなり大きく開ける必要があり、手間がかかるぶん設置費用もかさむ傾向にあります。
③両側支持タイプ
メリット:片側支持タイプと違って柱が増えますので安定しています。
デメリット:柱を入れるスペースが必要になるので、その分費用がかかります。圧迫感を感じやすいですが、耐久性が高く安定しています。
2-2.1台用カーポート設置にかかる工事費用
カーポートを設置するには本体価格に加えて、工事費もかかります。
主な工事内容のおおよその費用を下記にまとめています。
・標準工事費
標準工事費には支柱のための穴開け工事や基礎工事、カーポートの組み立て作業にかかる費用が含まれます。
1台用カーポートを設置する規模の工事ならば、相場は4万円程度からです。
・土間コンクリート打設
駐車場をコンクリートにしたい場合は土間コンクリート打設を行ない、設置面を整える費用がかかります。
土間コンクリート打設費用の相場は1平方メートルあたり1~2万円です。
1台用カーポート分のスペース(15平方メートル)なら20~30万円程度になります。
・残土処理
カーポートの支柱を立てる際に地面を掘り起こして出る土の量によって、残土処理にかかる費用も変わってきます。
相場は1立方メートルあたり5,000円程度です。
・カーポート撤去費用(買い替えの場合)
既存のカーポートが20年以上経過しているなど、劣化が激しいと買い換える必要があります。
その場合、撤去費用がかかってきます。
サイズにもよりますが、相場は3万円からです。
・その他(カーポート加工費、特別工事費)
設置場所や車の種類などにより、加工費やオプション費用が必要になる場合があります。
例えば、障害物に合わせてカーポートの屋根をカットする工事や、車高の高さに合わせて支柱を高いものにするなどです。
夜間の暗さが気になる場所に人感センサーの照明を取り付ける工事もあり、個々の状況やニーズに合わせて考える必要があります。
2-3.カーポートの素材別 メリット・デメリット
1.アルミ製カーポート
最も有名でよく見かけるのがアルミ製で、ラインナップも豊富です。
支柱・梁・屋根破風部分がアルミ製となっています。
メリット: 腐食や錆の影響が少なく耐久性に優れています。そしてデザイン性にも優れていてスマートな印象を与えます。屋根破風の木目調や採光屋根などバリエーションが豊富です。
デメリット:地域によっては積雪対応のため、支柱が6本以上必要になり、駐車位置によってドアの開閉に柱が妨げとなる場合があります。
2.スチール製カーポート
最近多く見かけるスチール製カーポート。
支柱と梁がスチール(鉄骨)製となっています。
メリット: 圧倒的に強度が優れています。2台用でも3台用でも積雪200㎝対応でも4本柱です。柱が少ないので車ドアの開閉がとてもスムーズとなりストレスを感じません。
デメリット:スチールなので経年劣化でどうしてもサビが出てきます。もちろんサビに強いショットブラスト処理や塗装仕上げを施していますが、定期的にサビ止めを塗るなどのメンテナンスが必要です。
3.ウッドカーポート
ウッドだからできるこだわりのオリジナル自由設計です。
耐積雪強度もアルミ製と遜色なく安心です。
メリット: 完全な自由設計なので複雑な形状の敷地にも対応できること。また、住宅の外観がナチュラル系や木の素材を使用している場合はアルミやスチールよりもウッドカーポートのほうがデザイン的にマッチします。
デメリット:やはり定期的に防腐剤を塗るなどのメンテナンスが必要です。しかし構造上重要な柱や梁は、屋根の下に守られているため雨や雪にさらされないので腐食劣化の心配は少ないです。それでも全体的なメンテナンスは必要となってきます。
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